古美術の選び方について考える 古美術の選び方について考える

image茶道を始めるには茶道具の名称と用途を把握する必要があります

有名でもあまり身近なものではない茶道は、日本人であれば一度はたしなんでみたい日本文化といわれています。茶道は普段なかなか経験することができませんが、海外の人からすると日本人女性なら全員できると思われている可能性があります。以前までは茶道を心得ている人がたくさんいたのですが、今では茶道に触れる機会もなくなりつつあります。女性のたしなみとして茶道をする人もいますが、今は趣味の1種として茶道をする人も珍しくありません。

茶道を始めるためには弟子入りしたり、勉強する必要がありますが、同時に自身の茶道具も必要になってきます。普段茶道具に親しみがない人にとっては、茶道具の1つ1つの名前を覚えることさえ難しいです。実際には茶道の流派によって使用する茶道具も多少なりと異なりますが、基本的には活用する茶道具は同じです。約13から15種類の茶道具を使用して、お茶の時間を楽しみます。茶道具にはいろいろあり、扇子やふくさ、茶入れ、茶杓、茶筅や釜、そのほかにもひしゃくや軸などが使われます。

茶道の一連の流れをスムーズに、かつ美しい動作で行うことができるようにするために茶道具があるのですが、まずは使用方法と名称を把握することが必要です。例えば、わかりやすいのは釜やひしゃくです。お湯を沸かすために釜は必要であり、ひしゃくも沸いたお湯を組むときに絶対必要です。しかし茶道具には実用的に必要なものの他に、扇子や軸なども使います。扇子は自他との結界をつくるために利用するものです。そのため、扇子は閉じた状態で使用するのです。軸は直接お茶には関係ないですが、主人への意向やお茶会のテーマを書いたりします。

茶道具というのは、実際に必要な道具以外に、空間づくりをするものまで含まれているので多くの種類になります。茶道具の名を覚える際は、呼び方だけでなく、その道具が何のために必要なのか、どういった意味合いがあるのかということまで一緒に覚えておく必要があります。そうすることによって、本当の意味で茶道を楽しむことができます。