古美術の選び方について考える 古美術の選び方について考える

image茶道具の歴史は唐から始まったといわれています

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茶道は日本人に好まれており、茶道具は日本で作っているイメージですが、最初の頃は中国から来たものがたくさんありました。これは日本で作る場合に技術が用意されていなかったこと、さらに茶道自体が中国から伝わったものとされているからです。これを千利休が日本において普及させ、茶道という作法が生まれるようになります。

しかし茶道具の歴史をたどっていくと、はじめのうちは唐で作られているものを中心に利用して、日本で製作されるようになったのは、当分後のことです。こうした状況を変えたのも千利休の偉業とされていて、小さいものでお茶を沸かすような方法がないかを考えて、これによって生まれたのが楽茶碗です。明らかに手で作ったようなものであり、何か差異を感じる部分が非常に出ている、そうした茶碗に変わっていましたが、非常に使いやすさを得ていることがフューチャーされていました。それ以降は楽茶碗を中心としたものに変化していって、形は歪んでいますが持ちやすく、むしろ自然を感じるような茶碗が作られるようになりました。

こうして現代に至るまで、茶碗は日本で作られているものが使われるようになります。歴史の中において何度か変わったものは生まれていましたが、楽茶碗に変化するものはそう簡単に作られることはなく、今もゆるぎない評価を受けています。現代でも続いているくらいですから、その評価は揺らぐことなく、今日でも使用されていると判断できるのです。

ただ現在使われているものは、大量生産されているものが多くなっています。伝統的な方法でお茶を入れることができる茶道は、道具にこだわりを持っていましたし、歴史の中でいろいろ変わっているところがあります。特に中国で使われていたものから、日本で用いられることが多くなったものにチェンジした部分が大きなポイントとなっていて、これによって日本で茶道を広められる状況がつくりだされました。このような歴史のあるものは、現代では鑑賞や骨董などにて扱われていることが多く、業績は計り知れません。